7/17 GFB’11(つくばロックフェス)二日目

つくばロックフェスの二日目に行ってきましたよ。

GFB `19(つくばロックフェス)

いやー楽しかったです。地方のロックフェスということもあって集客を心配していたのですが、今年はそこそこ有名どころを押さえたせいもあってか会場に人がいっぱいでしたね。

まだ一回も行ったことが無かったために会場がどんなかなーと思ってたんですが、公共施設にしては手入れが行き届いており、またステージの周りを囲むようにしてレストスペースがある感じは、ゆったり音楽を楽しもう!という雰囲気を醸し出しているようでとても満足度が高いものでした。

ただまぁ天気が、ね。30度を超える酷暑だったこともあり僕は行って一時間ぐらいでへばってました。日差しが容赦なくさしてきてもう死ぬかと思いました。近くにコンビニがなかったらどうなっていたことか。

しかし夜になると途端に幻惑のムードが漂ってきてこれはアリなんじゃないか!とすごく楽しい雰囲気になっていたのが印象的でした。後述のデデマウスややぐらの上でのDJには効果的に作用してたんじゃないかと思います。

会場の感想はこれくらいにして、それでは気になったアクトの感想なんぞを…

Czecho No Republic
会場着いて最初に観れたバンドがこちら。一番に観れてグッとフェス感を体感することが出来た。全く初見だったのですが会場盛り上がってたし実力あるなーと。性急さとアンサンブルを重視する姿勢がとなり合わせにある音楽性はかなり好みでした。タイトかつ乱雑なドラムにやられてしまった人も多いのではないでしょうか。個人的にはLocal Nativesなんかを想起しました。トライバルなビートで攻めるバンド最近増えたね。

・Oono Yuuki
こちらも初見。多数のオーケストラ風編成で聴かせるロックは夏の日差しが照りつける森の風景にバッチリ溶け込んでいましたね。素晴らしかった。やっぱりこういう音楽聴くとナツメンかとも。ときめきジャンボジャンボなんかもそうですけど、こういうバンドって運営自体が大変なのかどうか知らないけど活動が長続きしないイメージがあるので頑張って欲しいですねー。

・Turntable Films
この日一番の掘り出しものバンドがこちら。さりげなくアメリカの土の匂いのするルーツロックを感じさせながらも80’sのドラムのリバーブだったりあるいはジャーマンロック的なハンマービートの曲をやったり。カントリーロックながら音響にこだわりを感じるあたりにこの人たちほぼ間違いなくウィルコ好きだろうなと思いましたがどうか。また観てみたいなー。

De De Mouse
かなり期待度高かったアクト。全体的に良かったのですが、何と言ってもハイライトは「サンセット・ガール」が鳴り響いた瞬間でしょう!暗闇に染まりつつある森で、やぐらに使われるような赤提灯にぼんやり照らされながらこの曲を聴くという体験はそんなにできるものではない。となりのトトロのワンシーンにいるかのような錯覚を覚えました。今回はバンド編成だったのですが、マシンからのビートと生のドラムがガチンコで合わさっていくのを観て、ちょっと前のスクエアプッシャーってこんな感じだったんだろうなと思わされました。

・Mo'some Tonebender
今回このロックフェスに来ようと思った最大のきっかけのバンド。今回も真夏の田舎の夜を近所迷惑上等のゴリゴリのロックでぶちあげてくれましたがいかんせん客が減ってた…まあ何かエンタメにも振り切れてなかった感じもあったしな…それでもファンとしてはひらすら至福の時間を過ごさせていただきましたよ。つくばでモーサムをみるとか一年前の俺ですら信用しまいて…


さて、今回は素晴らしいフェス体験をさせてもらったということが出来るんじゃないでしょーか。小さい規模でしたがその分ファンとバンドの盛り上がりも綿密な気がしました。こういう、大きいフェスに隠れてこそこそやるような感じのイベントは個人的に大好きなので今後とも続けていって欲しいですね。主催者の方死にそうでしたが。


もし来年度開催ならトクマルシューゴよぼーよ。あるいはコノノNO.1とかさー(ハイパー無責任)