四日目

パムッカレ

朝方はやくにデニズリに到着

「パムッカレに行くかたはこっちに来て下さーい」といわれそのままバスに乗って二時間ほど待たされる。外ではなんだか話し込んでいる。トルコ人のおっちゃんが乗り込んできて「このバスはパムッカレにはいきません」とか言うとバスの乗客全員が一斉に文句を言い始める。その後良く分からないままバスが出発。

パムッカレに到着。日本語がわかる人に帰りのバスの手配を任せて石灰棚の方へ。


朝日に照らされる石灰棚。


この石灰棚を登っていきます。


途中にある青い水溜り。水が限りなく澄んでいる。


登りきった後にみえた風景。トルコは広大やね。さすがにパムッカレは日本人のツアー客が多かった。

そしてその後石灰棚の上にあるヒエラポリス遺跡へ。



広い遺跡内をくまなく探策するのは楽しい。


さらに上にある円形劇場。凄いロケーションだ。ここで劇のひとつでも見れたら楽しいだろうな。

その後はヒエラポリス博物館へ。

写真の撮りすぎで警備員に不審に思われたんじゃなかろーか。何にせよ充実。

さぁそしてヒエラポリス遺跡→博物館ときて今日のお目当てパムッカレ温泉へ。遺跡の上で泳げるらしいので楽しみ。

しかしここはほんとに遺跡なのか!?と思ったのは温泉に近づくにつれて周りが水着姿の外国人ばかりだったこと。まるでリゾート地のようだった。

パムッカレの入場料20リラとは別に20リラ払って温泉に入場。しかしロッカーも10リラするとは。高いよ。


温泉はまぁこんな感じ。水がとてもぬるかった。プールサイドから写真を撮っている人がいて俺も「コニチワ!ワラテワラテ!」と言われて無理に笑顔で写る。もしこれが新聞で、「パムッカレを満喫する観光客たち」って見出しとともに俺の写真が使われたらどうしよう…なんて思いつつあがると、「君の写真売ってるぜ」と言われる。あーそういう商売なのねと一安心。

帰りも来た道を戻る。

しかし全く現実感が無いなこの風景

帰りのバスに間に合わせるために早く帰る。朝来た場所に戻ると、日本語話すおねーさんはおらず、代わりに小二ぐらいの男の子がパソコンの前で英語を操りつつバスチケットの予約をしていた。こいつと話すことで自分の英語のつたなさが露に。そしてパムッカレから出るバスの手配までしてもらう。別れ際チップをあげようとすると"No thank you!"と立派に断られる。あーもう汚れちまったなおれ。

セルチュクへ

デニズリから今日の目的地セルチュクまでには直通のバスは無く、アイドゥンというところで乗り換えが必要らしい、ということでとりあえずまず一つ目のバスに乗る。しかし難易度が高い旅になりつつあるな。

というわけでバスに乗る。イスラム寺院の建築がかっこいいのでバスの中でも撮影したかったけれどもやっぱり人の目が気になる。隣の席の人に熱い茶をこぼされたりしつつアイドゥンに到着。

バス停で子供にティッシュを押し付けられる。たった1リラなのに子供相手に"expensive!"と激昂していた俺ははたから見ればどれほど大人げなかったことか。

アイドゥンから一時間ほどでセルチュクに到着。
そして宿探し。ちょっと歩いて市内の駅の近くのホテルに泊まる。セルチュク駅の様子

とても綺麗ですね。

宿の人に今日エフェス遺跡行きたいんだけどというと、今日は遅いから止めとけ、明日行けばいいじゃないと言われる。そんな説得を聞かずに町のバス乗り場へ。タクシーを10リラで使ってエフェス遺跡へ。



エフェスは海の近くなので、風に湿り気を感じる。夕暮れのなかの遺跡って最高ですよ。

帰りは歩いて帰る。

「眠れる七人の男の教会」ってのも行きたかったな。


道沿いにやたらある○ーライオン似の像。

そして話しかけてきたトルコの人の協力もあってアルテミス神殿跡に到着。

おもったよりうらぶれた雰囲気。棒一本なのが何ともねぇ。

その後帰って夜のセルチュクを満喫。駅前はやたら騒がしかったな。


この日の夕食。ケバブもさながらここの屋台で食後アップルティーをいただく。

宿に帰って今日の反省。立派に生きる子供たちに会ったり、自分の英語のダメさを痛感したりと今日はだめだめだったなー。寝ようと思っても外が騒がしくて寝られなかった。