8/9summer sonic 三日目

サマーソニック09に一日目に続いて三日目も行ってきました。ホントは中一日は東京で過ごそうと思っていたのだけれど一日目のナインインチネイルズで着替えも含めてずぶ濡れになってしまったので帰宅を余儀なくされてしまい、徒労の多い三日間となてしまった。そのため今日のレポートも少なめ。

Tame impara

十二時ごろ遅れてメッセに着くとすでにステージが開始されている。この日は最初にこれといった目当てが無かったのでソニックステージの一番手を見る。結構かっこいいロックンロールやってんなと思ったら、MCでフロムオーストラリアとか言ってたのでなるほどダットサンズなんかの流れか…と勝手に納得。中だるみしたり、ちょいちょいミスがあったけど(特にドラム)良かった。

The temper trap

そのまま二番手も見る。二曲目か三曲目かで思いっきりU2みたいなリフをやり始めて焦ったが、それだけでなく様々な音楽性をもったバンドだと思った。

ここで前もって連絡していた先輩たちと合流。前の方で就活トーク。何て夢が無いんだろうか(笑)。

Grizzly bear

この日のちょっとした目当て。いきなりフリーキーな演奏をしたかと思うと、後は変則的なリズムのドラム(超うまい)と前二人のコーラスが夏の昼下がりとは思えない前衛的世界観を構築していく。好みかもしれないが初めての音すぎて体力を削られる。もっと予習しとけばよかった。
あと終わった直後関係者らしき人がシングルCDを配っていた。時代を感じる。

The vaselines

ティーンエイジみたいな音なんだろうと勝手に予想していたが、グラスゴー的オーガニックさを出しつつもタテ乗りな感じを中心にしていた。リフ中心の曲とかあったし。元気いっぱいでサイコー。

Teenage fanclub

そしてティーンエイジ。don't look backで泣きそうになる。最後の曲構成も素晴らしい。とてつもなく優しい音楽。
そーいやこのバンドの人の名前は自分のid:noman29の遠い由来でもあるんだよなーとか考えてました。(直接の由来はdipの曲名)

Sonic youth

antennaとか最新アルバムからの曲がかっこいい。まだ現役なんだと実感しました。「セックスについての曲だ」つっといてやった曲の名前がanti-orgasm。どういう意味なんだ?あとギターの音が小さいのが気になった(普通のポップソングやってるバンドより断然小さい)最後のdeath valley69で頭が吹っ飛びそうになる。あんな風にロックやり続けられるっていいな。サーストンになりたい。

The flaming lips

最後はフレーミングリップス。初めはお約束race for the plaze。でもやると分かっていても、演出過剰だと分かっていても止まらない鳥肌。でもこの曲でピークになってしまったかの如く感じてしまうので中だるみのようになってしまった。しかしfight testの弾き語り、ピアノでのyoshimiなんかも感動した。最後はdo you realize。この曲やったらあとやる曲ないって。lips信者としてはウェインの目が笑ってないのが気になったなー。

というわけで総評

【良かったライブ】nine inch nails,mogwai,mercury rev,ゆらゆら帝国,kyte,flaming lips,sonic youth,teeage fanclub,the vaselines,grizzly bear(これ以外は総じて普通ということで)

  • 断然一日目>三日目。これは他の要因があるかもしれない(疲労とか)。
  • フェス飯はえげつない。500円から700円ぐらいで腹いっぱいにならない位の量が出てくるためかなり買ってしまった。三日目はカロリーメイトを持っていって正解だった。
  • ソニックステージにお世話になることが多かったが、司会のおねーさんがライブが終わって心地よい余韻に浸っている時にキンキン声でアーティスト名を叫びながら出てくるのには参った。どうなのよアレ。
  • ライブの中に入っちゃえば割と何でも楽しい。それよりも一つのステージに固執するのは不健康かも。
  • 天気予報には気をつけよう。
  • サントリーに行きたいといった時の、社会人の先輩の話「アサヒビールに行った友達がいるけど、土日もなしで毎日接待で飲んでるって。酒が強い人ならいいけどね…」という言葉には今更ながらビビった。でも「(社会人に)なってしまえば楽」とも。ていうかこれサマソニ関係ないね。

何回か「来てよかった」と思えたため初フェス参戦は成功したといえるのでは。忙しい中一緒に見てくれた先輩たちには感謝するしかない。

三日目のベストはこれ。大分若いけど

i didn't want to hurt you oh yeah〜と合唱してた時、あれ何かデジャヴが…と思ってよく考えたら昨日のninのhurtだった(「i will make you hurt」)。自分の参加した二つの日がこれで繋がったな、と確信した。(でも大してどうということもない)