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寝ずにそのまま朝を迎える。そしてサントリー工場見学のためにつくば駅へ。

駅に行っても一緒に行く予定だった二人の友達がいない。まだ着いてないのかなと思い電話してもつながらない。どうしようかと思っていると予定の電車の出発時間の一分前ごろに一人到着。急いでいくホームに向かうも階段の途中でドアが閉まった。気を取り直して次の電車に乗る。もう一人は?と聞いたら「寝坊したって」とのこと。あっちに着くのがギリギリになる。

結局もう一人は同じ電車に間に合ったので、三人して分倍河原に。シャトルバスに間に合わず、自力で工場まで行くことになったがなかなか見つからず、着いたのは見学が始まる二分前ぐらいだった。

工場内ではさまざまな機械を、ビールが出来る工程に沿って紹介されたが細かいことは忘れた。ホップの香りを生で嗅げたことくらいしか印象にない。

そして最後の十五分での試飲。出来立てのプレモルを二杯飲んだ。味が濃くて美味。普段飲むと薄味に感じがちなプレモルもこの時はゴクゴクいけた。やっぱりモルツ系のビールは麦の味が感じられて好きだ。泡もクリーミーで素晴らしかった。「また来よう」午前十一時にして酔っ払っていた我々は固く誓ったのだった。あとお土産コーナーもよかった。

ケータイで調べた府中のラーメン屋(いまいちだった)に行った後、吉祥寺に行きたい!というわがままを言っていたら通ったので、中央線にて吉祥寺へ。雨の井の頭公園をぶらりとした後はモーサム百々さんの著書『泥酔ジャーナル』にも載っていた有名な飲み屋「いせや」へ。

入った頃はまだ昼過ぎぐらいだったのにすでに店内は飲んでいる人たちで賑わっている。夏休みだから曜日感覚をなくしてたけどそういえば今日は日曜日だった。恐るべし都会の飲み屋。焼き鳥とビールを頼む。この店のビールはレアなサッポロラガーなので思わずテンションがあがってしまった。でも工場のビールの後だったのでさすがに薄いと感じたけれども。しかし雰囲気がいい。決して小奇麗な店ではないけどこの場末の居酒屋の感じは凄く好きだ。ここ日本じゃないじゃなかろーか、そんなことを思いつつ、特に話し込んでたわけでもないのに三時間程他の客が盛り上がっているのを肴に三杯ビールを飲んだ。焼き鳥もよかったけど餃子もうまかった。

フラフラになりながら中央線に乗り込み、アキバに着く。大人のデパートで色々勉強させてもらった後TXに乗り込み帰る。眠りこけていた。駅で友達と別れ、五時頃家につき前日寝てない疲れと酔いのため倒れるようにして蒲団の上に横になり、眠る。